クレマチスとは


 クレマチスの原種はキンポウゲ科センニンソー属で世界中に分布しています。それらは250種ほど
あるといわれ、日本にもカザグルマ節、ハンショーヅル節など、多くの原種が自生しています。
 クレマチスの多くはつる性の宿根草で、冬期に落葉し越冬して春につるが伸びて初夏に花を咲かせ
ます(一部には木立性のものもあります)。最近では常緑品種も人気があります。
 花のつき方は様々で、カザグルマは花径15センチ位の大輪で上向きに咲き、センニンソーは花径
1〜2センチ位で群開します。ハンショーヅルは下向きに咲き、クサボタンはヒヤシンスの様な咲き方
をします。
 さて、現在市場に出回っている品種はほとんどが園芸品種です。
原種の中にも美しく育てやすいものもあり、園芸品種として売られているものもありますが、ほとんど
は原種の交配や、園芸品種同士をかけ合わせて育種されたものです。
 病虫害も比較的少なく、育て方もやさしいのでだれでも楽しむことができ、鉢植え、地植え、切花に
する、ベランダや庭を立体的に飾るなどその魅力は尽きません。
さあ、あなたもクレマチスを育ててみて下さい。きっとこの花から元気をもらえますよ。



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